評価、分析について

国際開発学分野の評価や統計的分析手法について勉強しています。日々学んだことを記録していきます。

2018-01-01から1年間の記事一覧

8月の勉強目標

7月の勉強内容 7月は微積分の復習を行いました。平日2時間を目標としていましたが、仕事が忙しくなりあまりできませんでした。。 休日は計画通り3時間勉強しました。 8月の勉強目標 11月に統計検定準一級と一級、専門統計調査士を受験する予定です。今月は過…

今月の勉強目標

あまりにもやりたいことが多すぎて混乱してきたため、毎月の勉強目標を立てることにしました。10月に数学検定を受験しようと思っているため、今月は数学の勉強を中心に行いたいと思います。 【今月の勉強目標】 10月に数学検定準一級を受験します。今月は数I…

不偏性と一致性

母集団の特徴を知りたいとき、母集団が小さければ全数調査を行うことができるが大きい場合は困難。そのようなときに母集団の一部(標本)を抽出し、抽出した標本の特徴を知ることによって母集団全体の特徴を把握する。 標本を要約し、母集団の母数の推測に使…

系列相関の対処

コクラン•オーカット法 1階の系列相関が検出された→相関を除去する方法 新たな説明変数を加える モデルの関数型を変える ダミー変数を加える それでも除けない場合はOLSに代わるパラメータ推定量を採用。コクラン•オーカット法(CO)、プレイス•ウィンスライン…

系列相関

系列相関とは 系列相関とは自己相関ともいい、時系列データを用いた回帰分析で問題になる。誤差項の間に相関関係があることを意味する。 通常の回帰分析においては、誤差項には系列相関がないことが仮定されている。もし系列相関がある状態で回帰分析を行う…

回帰分析モデルの診断

回帰分析の診断 モデルが必要な仮定を満たしているのかを確認する。満たしていない場合は回帰分析で得られた結果は信頼できない可能性があり、モデルを再考(変数変換や交互作用の追加など)する必要がある。 残差の仮定 回帰モデルが正しい推定であることを…

母分散比の検定

母分散比に対する仮説検定 二つの異なる母集団の母分散が等しいかどうかを検定する。二つの正規母集団の母平均が等しいか否かの検定の際に、母分散が等しいかどうかによって検定方法が異なるため、母平均の検定の際にはまず母分散比を確認する必要がある。 …

母分散の推定

母分散の推定 母集団の分布を特徴付ける定数を母数(パラメータ)といい、母数の値を標本をもとに推定する。 母数の値を推定することを点推定といい、母数の値の範囲を推定することを区間推定という。標本により推定した、推定量の平均(期待値)()が、母数(…

情報量

情報量とは 確率p(>0)で起こる事象を観測したときの自己情報量という。 、単位はbitであらわされる。 情報量は工学系からきていて、対数の底は2とすることが多い。 また、その確率が小さいほど情報量が大きくなるという反比例の特徴を持つ。 例えば、 ジョー…

独立性の検定

独立性の検定 母集団で2つの変数の間に関連性があると言えるかどうかを、クロス表をもとにして判定する。カテゴリ変数の相関をみる時に用いる。連続変数の場合は、相関係数を算出する。ただし、連続変数の場合もカテゴリに分類しダミー変数を作れば独立性の…

確率分布とモーメント

モーメント モーメントは確率分布の特徴を表す量のこと。確率分布の平均、分散などをモーメントで表すことができる。モーメントはモーメント母数関数によって導かれる。 確率変数Xの原点まわりのモーメントは以下のように表される。 確率分布の平均(期待値…

結合確率分布

例題 次の表は2つの離散型確率変数の結合確率分布を示す。 1 2 3 0 3/20 1/10 3/20 1 1/10 0 1/10 2 3/20 1/10 3/20 この時、 (a) Xの周辺分布とYの周辺分布を求めよ。 (b) E(X),E(Y),E(XY),V(X),V(Y)を求めよ。 (c) E(XY)=E(X)E(Y)は成り立つが、XとYは独立…